2019年
9年間グループの真ん中に立ち続けた、グループの顔となっていたメンバーの卒業から始まった2019年。
様々な感情をぶつけてきてくれながら、でも、最後にはプラスなものへ繋げて伝えてくれた貴方の言葉を今でも思い出す。
「なくしたくない、その言葉を嘘にしたくなかった」
「今度は自分が守る番だと思った」
「この道は絶対に間違ってないと信じてる」
不安も戸惑いも葛藤も全てを押し込めて、覚悟を決めて前を向き始めた貴方のあの言葉が今へと導いてくれて、2019年という道を作ってくれました。
そして、その2019年は彼らにとってあの頃に想像していなかったくらい激動の日々となったでしょう。
初めてのことが一気に押し寄せてきて、自分達だけでは処理しきれず戸惑い、苦しんだ日々。自分達の無力さと非力さに悔し涙を流した日々。
どうすればいいかわからない時が1番しんどい、本当にその通りだったと思う。答えが出ない、正解が見えない時間が長かったと思う。
そんな日々を経た今、この1年間はプラスな感情だけでいられなくて、マイナスな感情も多くあったと思う。
それはこちら側も同じで、何度も何度も激しく揺れ動く自分の気持ちを自分自身も受け止めきれなかった。
あの時間は必要だった、あの時間があってよかった…
そこまではまだ言えないけど、あの時に貰った優しさは間違いなく今年の大切な宝物になった。
「信じて」
たった4文字の言葉が私の道を作ってくれた。
その道は今までと変わらず彼らと繋がってた。
その幸せをちゃんと感じられる人でいたい。
そんな日々がいつしか段々と過去になっていって、
思い出として話せるようになってきた最近、
貴方がついに新しい道へ進むことになった。
時間は有限だって、いつか終わりが来るって、そんなの当たり前にわかってることだったけど、ついにちゃんと期限をつけてくれた。
私の気持ちは貴方が知ってくれていればそれでいいけど2019年最後にきたこの知らせ、誤解を恐れずに言うと寂しさもあるけど嬉しかった。
私が知ってる、私が見てきた貴方は、マイナスな感情をそのままにすることも、満足していないのに途中で放棄したり見切りをつけたりするような人ではないから。
不安要素があるのに離れるなんてできない人だから。
そんな貴方が決断したのは、決断できたということは、決して後ろ向きじゃなくて、貴方にとっても、そして、彼らにとっても良いことなような気がするから。
だから、嬉しかった。
きっと今いろんなことを心配しているだろうし、どんな感情が芽生えても、どんな言葉を投げかけられても全て受け止めようと思ってくれてる気がする。だけど、2020年の私のことは2020年の貴方が絶対に幸せにしてくれるはずだし、きっと彼らが笑顔にさせてくれるし、私も貴方と、彼らと、そして私自身を大切にする。
そして、2021年からの私のことは、今までの貴方が、数年間の中で貴方がくれたものたちがきっと、いつでも幸せを見つけられるように傍にいてくれる。
貴方からもらった思い出も、感情も、笑顔も、幸せも、全部こぼさずにちゃんと持って新しい年に進みます。
だから、大丈夫だよ。安心してね。
それをちゃんと伝えられる2020年になりますように。
1年間ありがとうございました。